謝罪文のお話。
今回は、旦那の不倫相手に、妻から謝罪文を提出するケースです。
お客様からのご相談内容:
現在、その女性から夫に対し、慰謝料を請求されています。また、その女性は夫と私に対し、「既婚者だと知らなかった。分からなかった」ことを書面で伝えたいと言っています。
相手はかなりお怒りでいるため、私から謝罪文を送りたいと思っています。
このケースは、当社で謝罪文の作成は可能ですが、まずは弁護士さんに相談することをお勧めします。
夫の不倫相手がとても怒っていて、慰謝料請求を言っていることを考えますと、おそらく今後、弁護士を入れて「どれだけ慰謝料を取れるか」を考え、動いてくるはずです。
> 「既婚者だと知らなかった。分からなかった」ことを書面で伝えたいと言っています。
これは、夫の不倫相手が「私は独身と聞いていたのでお付き合いをしていた。私は騙された。だから慰謝料を請求する」というストーリーを強化するために書面を作る目的である可能性が高く、もしかしますと、すでに弁護士の知恵が入っているかもしれません。
奥様である相談者様から謝罪の文面を出しますと、その内容によっては相手のストーリーを強化する材料になってしまう可能性があり、謝罪文を出すにしても、法的な観点から文言に注意する必要があります。
当社では法的効果を判断できませんので、その意味で、まずは弁護士さんに相談するのが円滑です。
弁護士さんから「こういう内容を書いたほうがいい」というご指示をもとに、当社で作成させていただくことは可能ですので、まずは慎重になっていただき、弁護士さんへの相談をお勧めいたします。