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独法からの知財周りの簡単な翻訳

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先日、土木周りの仕事をする独法から翻訳の見積もり依頼があった。

独法は税金が入っているので相見積もりが必須の組織です。

ほとんどの場合、金額だけで決めるので、まあご依頼はないだろうなあと思いながら見積書を出したところ、案の定、ほかの安いところに出すとのこと。

少しうがった見方をすると、すでに依頼先は決めていて相見積もりを取らなきゃいけないので、見積書が欲しいだけというものですが、この会社は、たぶんそうじゃなかったかな。

いずれにしても、よくあることですので、それではい終わり、という話なのですが、大いに気になったことが。

これが先方からのメールの文面
==
この度は、御見積書をご作成およびご提出いただきまして、
ありがとうございました。
本件の見積合わせ結果をお送り致します。
よろしくお願い致します。
==

そしてこれが添付ファイルに書かれていた文言

分かりますかね、何がおかしいのか。

うちはこの独法の仕事に応札しているわけではなく、この独法が翻訳の見積もりの依頼をかけてきたのですから、「相見積もりの結果、貴社は仕事を取れませんでしたよ」で終わるんじゃなくて、対応ありがとう、とか、依頼できずすみません、ぐらい言えよというお話なんですよ。

このあたり、分かる人には分かる感覚です。

で、当社のお返事がこれです。

==
ご丁寧なご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
ご依頼のお見送りの件、承知いたしました。

当社は貴社の案件に応札しているわけではなく、貴社が依頼をかけてきたのですから、

> 本件の見積合わせ結果をお送り致します。

で終わらせるんじゃなくて、依頼できずすみません、ぐらい言ったほうがいいと思いますよ。
勘違いしないでくださいね。ただの無礼です。

こちらも、税金入ってる法人さんなので見積書が欲しいんだろうなあと思って、ご依頼があるかどうかも分からないうえで好意的に対応してるんですから。

って、若手(のように電話で聞こえた)の貴殿に言っても理解しないと思いますので、上司に言っといてください。
==

まあ、もうリアクションはなく、このままでしょ。

ブログのネタになったので、よしとします。

 
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