先日、関東のとある印刷会社さんからお電話をいただいた。
なんでも、「知り合いから貴社の事を聞きました。反訳をしてもらいたいと思っています」とのことで、よくよく聞いてみれば、省庁の反訳の入札案件があり、それを手掛けたいということだった。
丁寧にお話をされる紳士的な方なのだが、要は、
反訳業務を外注に出して、自分は中を抜きたい
というだけだった。
仕様書を送ってもらい、その仕様書に関して質問を行うなどして当社の正規の価格で見積もりを伝えたところ、
「あー、それは高すぎでダメだわー」
とのこと。
まっ、応札できる金額じゃないのでダメなのか、中を抜けないのでダメなのかは分かりませんが、どちらにせよ、あなたが勝手に間に入ろうとするからダメなんでしょということで(笑)、
「じゃあしょうがないですね」
とお伝えして、あっさりとこの件は終わりました。
自社のリソースの不足ぶんを他社を使うことで補うのは良いですが、まったく門外漢のことを専門屋に任せて間を抜くって、それ、専門屋が応札しますからね。それ、いわば「なにもしない商社」ですよね。画期的な商社です。そりゃそうなりますよね。
ISO(情報セキュリティ)を取るっておっしゃってたけど、ウェブサイトが2009年以来更新されておらずリノベーション前の古民家カフェになってるけど。。。
こちらからは以上です。